読書など記録:7月
いささか古い話なのですが、GWに南米に海外旅行に行ったときに、
砂丘をバギーで走り回るという話に突発的に参加していました。
30分かそこらのツアーは非常に楽しかったのですが、一方で、
USドルを支払ってこのサービスを購入している自分、というのが
ずいぶん非現実的な存在に思えたわけです。
そのときに思い出していたのが、貨幣を経済ではなく、社会哲学(?)
から記述したこの本。大学の頃に一度読んでいるのですが、さっぱり
わからなかったことだけ記憶に残ってました。
あらためて読んでみて、やはり分からない所も多いのですが、なかなか
面白かった。キーワードだけ並べると、死、贈与、媒介、距離化、ほんもの
とにせもの、文字でしょうか。
また、この本の主題ではありませんが、文字というものを、貨幣の経済的役割
である、価値の尺度、交換(決済)手段、価値貯蔵手段という観点から見て
みるのも面白いと思いました。そういえば、南米のプレ・インカ文明は文字を
持たなかったようですが、お金はどうだったのか、どういう風に社会が構成
されていたのか、うーん、そういうのを妄想するのも楽しいですねえ。。
Next Step:
- 中国とか社会主義とか貨幣とか
- 指輪と存在を消す力(212p, プラトン「国家」要旨)の由来など
あまり期待しないで見たのだけど、予想よりずっと面白かった。遙か昔に
読んだ原作は、よくできてるけどあまり肌に合わないというか、好きに
なれなかった。この映画はその逆で、どことなく古くさい感じがするけど、
まあそういうのも含めて私には楽しめました。