スペインとお米、米粉パン
最近読んだカタロニア賛歌(ジョージ・オーウェル)という本に、
「パンが足りなかった。安いパンには、米が混ぜられていた」
という一節がありました。
ということで、ヨーロッパの米事情を適当サーチ。
ヨーロッパでお米を使った料理といえば、スペインのパエリア、
イタリアのリゾットが有名です。実際、ヨーロッパでのお米の
生産は、この2国を中心に行われており、ヨーロッパでの生産量
220万トンのうち、イタリアが59%、スペインが25%をしめています。
(出典, 1992年のデータ,英語)
もっとも、世界的に見れば、米の生産のうちヨーロッパの占める
割合は高くはありません。日本の生産量は1100万トンとヨーロッパの
5倍、最も国別生産量の多い中国は2億トンにもなります。(出典)
ヨーロッパのお米は、コーヒーと同様、アラブ人によってもたらされた
ようです。ただし、歴史は17世紀のコーヒーよりも古く、8世紀に
スペインのバレンシア地方に伝わり、その後地中海を辿ってイタリア
に広まったとか。(コーヒーの出典,お米の出典)
パエリアに使われるお米は、インディカ米ではなく、ジャポニカ種
とのことです。バレンシア・ライスは、1kg 1400円を輸入している米穀店
もあります。(出典ジャポニカ, 出典バレンシア・ライス)
ところで、少し前の日経新聞にでていたのですが、最近、米粉(こめこ)パン
なるものが日本でも受けているそうで、コンビニでも販売を開始したとか。
といっても、日本のお米の値段は輸入小麦の2-3倍とのことで、カタロニア
賛歌にでてくる1930年代のスペインと事情は異なりますが。(出典毎日Interactive, 出典コンビニ)
米粉パンといえば、次は信州おやきが気になってきますが、
とりあえずこの辺で。さっと見た感じでは、おやきはお米の代用食
で、米粉パンとは異なるものだそうです。(出典)